Sublime Text 3のインストールと設定
Sublime Text 3のインストールと設定のメモです。
Sublime Text
普段スクリプト言語を書くときは、昔はサクラエディタでしたが、ここ数年?はsublime text3を使うことが多いです。
今人気のあるエディタはEmacs, vim, sublime text, Atomあたりだと思います。
https://job-draft.jp/articles/30
http://homeonrails.com/2016/05/how-to-be-productive-with-almost-any-editor/
sublime textの気に入っているところはフリーで多言語対応なのは当たり前ですが、
軽快な動作と、豊富なプラグインで自分の好み通りにどんどん拡張できる点です。
sublime textには2と3があって、昔は3に対応していないプラグインも多かったですが、
今はほとんど対応していると思うので、3を使ったほうがいいです。
インストール
本家サイトからwindows用インストーラをダウンロードして実行すればOK
Sublime Text - Download
Package Controll
パッケージをインストールして好みにカスタマイズしていきます。
まずはパッケージコントロールというのをインストールします。
わかりにくいのですが、まずパッケージを簡単にインストールするためのパッケージコントロールをインストールし、
その後、パッケージコントロールを利用して他のパッケージをインストールすることになります。
で、そのパッケージコントロールのインストールがちょっと面倒です。
ですが、これをインストールすれば他のパッケージは簡単にインストールできるので、我慢してインストールします。
「ctrl+`」をクリックして、下記ソースを貼り付けてEnterを押します。
import urllib.request,os,hashlib; h = 'df21e130d211cfc94d9b0905775a7c0f' + '1e3d39e33b79698005270310898eea76'; pf = 'Package Control.sublime-package'; ipp = sublime.installed_packages_path(); urllib.request.install_opener( urllib.request.build_opener( urllib.request.ProxyHandler()) ); by = urllib.request.urlopen( 'http://packagecontrol.io/' + pf.replace(' ', '%20')).read(); dh = hashlib.sha256(by).hexdigest(); print('Error validating download (got %s instead of %s), please try manual install' % (dh, h)) if dh != h else open(os.path.join( ipp, pf), 'wb' ).write(by)
インストールすると、「Ctrl + Shift + P」を押して、「insta」まで入力すると
でPackage Controll:Install Packageを呼び出せます。
ここでインストールしたいパッケージを入力するだけで
インストールできるようになります。
Package
いつも入れているパッケージです。
人気のパッケージは下記から見れます。
Popular Packages - Package Control
Japanize
メニューの日本語化です。
インストールした後、表示された方法にしたがってファイルを移動すると日本語化されます。
IMESupport
日本語入力でインライン化できるようにします。
Alignment
複数行で変数を定義する際に「=」の位置をそろえるパッケージです。
範囲選択して「ctrl + alt + a」で整列します。
デフォルトでは「:」には対応していないので、
[Preferences]-[Package Settings]-[Alignment]-[Settings - User]で
下記の設定を追記すると「:」でも動作するようになります。
{ "alignment_chars": ["=",":"], }
BracketHighlighter
下記の様なブラケットをハイライトするパッケージです。
[], (), {}, "", '', #!xml <tag></tag>
BlockCursorEverywhere
Sublime Textのデフォルトのカーソルが線なので、ブロックカーソルにしてくれるパッケージです。
All Autocomplete
デフォルトのオートコンプリート機能を強化してくれるパッケージです。
SublimeCodeIntel
下記言語の自動補完、関数のツールチップ表示をしてくれるパッケージです。
JavaScript, Mason, XBL, XUL, RHTML, SCSS, Python, HTML, Ruby, Python3, XML, Sass, XSLT, Django, HTML5, Perl, CSS, Twig, Less, Smarty, Node.js, Tcl, TemplateToolkit, PHP.
Smart Delete
行末で改行を削除した際に、次の行の先頭にあるスペースをまとめて削除するパッケージです。
SublimeLinter
Sublime Text用のリンターのフレームワークです。
これを入れた後、各言語用のリンターをインストールします。
・SublimeLinter-jshint
js用のLinterです。npmでインストールします。
npm install -g jshint
ES6に対応させるために、下記を実施。
.jshintrcファイルを作成し、下記を記載。
{
"esversion": 6
}
.jshintrcファイルをホームディレクトリに配置
例)C:\Users\(User Name)\.jshintrc
・SublimeLinter-csslint
css用のLinterです。npmでインストールします。
npm install -g csslint
・SublimeLinter-html-tidy
html用のLinterです。
https://github.com/htacg/tidy-html5/releasesから
zipをダウンロードして展開して適当な場所に配置(スペースを含まないパス)
環境変数Pathにtidy.exeを置いたフォルダへのパスを通す
例)C:\Users\(User Name)\Desktop\tidy-5.2.0-win64\bin
・SublimeLinter-flake8
python用のLinterです。pipでインストールします。
pip install flake8
setting
基本設定 - ユーザ
個人用の設定。
{ "auto_indent": true, // オートインデント "use_tab_stops": true, // trueの場合、次のタブストップまでスペースを削除 "detect_indentation": true, // インデント幅、タブ/スペースを自動設定 "smart_indent": true, // スマートインデント "draw_indent_guides": true, // インデントのガイドを表示 "indent_to_bracket": true, // 括弧までインデントする "tab_size": 4, // タブサイズ(1タブのスペースの数) "translate_tabs_to_spaces": true, // タブではなくスペースを使用する "indent_guide_options": // インデントの深さのガイドラインの縦線を表示 [ "draw_normal", "draw_active" ], "drag_text": false, // 選択したテキストのドラッグ機能を不可に "draw_white_space": "all", // すべての空白にマークを表示する "ensure_newline_at_eof_on_save": true, // 最後の行を空白行にして保存 "match_tags": true, // 対応する開きタグと閉じタグを強調する "trim_automatic_white_space": true, // キャレットを行から外したときにオートインデントで追加された空白を削除する "trim_trailing_white_space_on_save": true, // 保存時に行末の空白を自動で削除する "font_face": "Consolas", // フォントを設定 "highlight_line": true, // 選択している行をハイライトする "gutter": true, // ガーターを表示する "line_numbers": true, // ガーターに行番号を表示 "highlight_modified_tabs": true, // 変更されたタブをハイライトする "open_files_in_new_window": false, // 新しいファイルを開くときに新しいウィンドウで開かない "show_full_path": true, // ファイルのフルパスを表示する "word_wrap": "auto", // テキストがプログラムのソースコードなら折り返しが無効、それ以外は有効になる "word_separators": "./\\()\"':,.;<>~!@#$%^&*|+=[]{}`~?", // 単語の区切り文字を設定する(ハイフンを外す) "ignored_packages": // 不要なパッケージを無効化 [ "Vintage" ], "vintageous_use_ctrl_keys": true, // vintageousの設定 ctrlキーを使用するvimのショートカットを有効にする "vintageous_reset_mode_when_switching_tabs": false, // ファイルを開いたときにコマンドモードで始まるようにする "vintage_use_clipboard": true, // vintageousのヤンクとクリップボードの同期 "vintageous_use_sys_clipboard": true, }
キーバインド
基本設定 - キーバインド - ユーザ
キーバインドを自由に上書きできます。
Vintageousをインストールすると、Vim用のキーバインドになりますが、
自分用のVimキーバインド設定を追記してます。
// vintageous用設定 [ { "keys": ["ctrl+alt+l"], "command": "reindent" , "args": { "single_line": false } }, { "keys": ["ctrl+["], "command": "_enter_normal_mode", "args": {"mode": "mode_insert"}, "context": [{"key": "vi_insert_mode_aware"}] }, { "keys": ["j", "j"], "command": "_enter_normal_mode", "args": { "mode": "mode_insert" }, "context": [{"key": "vi_insert_mode_aware"}] }, { "keys": ["ctrl+e"], "command": "move_to", "args": {"to": "eol", "extend": false} }, { "keys": ["ctrl+a"], "command": "move_to", "args": {"to": "hardbol", "extend": false} }, { "keys": ["alt+right"], "command": "next_view" }, { "keys": ["alt+left"], "command": "prev_view" }, ]
終わり。